ご利用の際によくあるご質問

よくあるご質問

このコーナーでは、ご購入の際や商品に関係する事で、ご質問が多い項目をまとめてみました。

項目にない事項で、商品に関係する事は「得するミニ知識」のコーナーをご参照頂くか、担当者宛メールにてお問い合わせ頂ければ幸いです。

ラッピングの費用は?

基本的なラッピング〔リボン掛け、熨斗付け〕は無料です。

お任せでも結構ですが、お好きなタイプからも選べますので、詳細は「ラッピング紹介」のコーナーをご覧下さい。

複数の商品を注文した時の送料は?

お送り先が同じで、1つの梱包でお送りする場合であれば、送料は1点分だけになります。

また、お支払い合計金額が、腕時計は\21,000(※消費税を含む価格)、掛・置時計は\30,000(※消費税を含む価格)を越える場合、または「送料弊社負担」の表示がある商品は、送料を弊社が負担いたします。〔※日本国内のみ〕

それぞれ別々のあて先にお送りする場合は、あて先の数だけ送料がかかります。

発送から配達までの日数は?

「宅急便」をご利用される場合には、発送日の翌日〔※北海道、沖縄、鹿児島県と宮崎県の一部は翌々日、離島は場所によって異なります。〕の配送になります。

「ゆうパック」をご利用される場合は発送時間によって異なり、また遠距離は宅急便よりは多少日数がかかるようです。

なお、発送時期はお支払い方法により異なりますので、詳細は「お支払い方法」のコーナーをご覧下さい。

腕周り寸法はどう測るの?

計測の様子

腕周り寸法を測る場合には、紙テープのような物を巻いて測るのが一番確実です。

画像では、紙を細長く切って始点の部分に印をつけ、一周した所に印を書いて測っています。

この時、紙テープを締め付けると寸法が変ってしまいますから、締め付けないように注意して下さい。

なお、このように測った実測値をご連絡頂ければ、それにゆとりを持たせた寸法で調整していますが、極端に緩んだ状態をお望みの場合は、その旨をご連絡ください。

バンドの調整は自分で出来るの?

一部のモデルを除いて、寸法調整には器具が必要です。〔※調整出来るモデルには「らくらくアジャスト」などの表記があります。〕

参考のために、商品と共に調整方法を記した紙を同封していますが、ある程度の専門知識が必要な構造もありますので、やはり調整は時計店で行われた方が無難とは思います。

バンドの最大寸法はどの位?

ごく一部のモデルを除いて、男性用では20cm程度、女性用では18cm程度までは対応しています。

それ以上の寸法の場合、金属バンドでは寸足し用のコマなどが必要になりますが、これは表示されています価格には含まれておらず、別途の追加料金が必要になります。

必要とされる長さやモデルによって料金は異なりますし、納期も違ってきますので、個別にお問合せ頂きますようお願いいたします。

なお「カシオ」及び「アルバ」ブランドは、コマ単位の部品供給が無いため、基準寸法以上の対応は出来ません。

革バンドの場合にも、寸長の専用バンドは用意されていません。その場合、汎用の代替品になりますのでご承知ください。

購入した後の保証は?

ご購入後のアフターサービスについては「当店のアフター情報」のコーナーをご覧下さい。

ロレックスは販売してないの?

ロレックスに限らず、当店が販売している商品は全て正規のルートで流通している物だけです。

並行輸入品を扱う事も出来ますが、時計は長い間お使い頂く物ですから、ご購入頂いた後の事が一番大切だと考えています。

そのため、当店が販売契約して、後々のフォローが出来る物だけを扱っています。

なお、ロレックスの輸入元である(株)日本ロレックスでは、通信販売を禁じております。

従って、ネットでご購入できるのは並行輸入品に限られている現状をご理解下さい。

温度によって時計の遅れ進みがあるのですか?

クオーツ時計は、温度によって影響を受けます。

通常、時計の精度は+5℃から+35℃の範囲内で保たれるように調整されていますので、範囲外の温度では精度範囲外の誤差になる事があります。

年単位の精度表示がされている時計の場合でも、季節によって月の誤差が違う事がありますが、通年で範囲内に収まるように調整されています。

精度とは違いますが、デジタル時計の液晶も零下になると表示の変わり方が遅くなりますし、内部の電池も40℃を越える状態が続くと、寿命が短くなったり漏液したりする事がありますから、例えば車の中に置きっぱなしされるのは避けた方が良いでしょう。

金属バンドの時計では腕がかゆくなる事があるのは?

原因としては、ふたつの事が考えられます。

一つは、バンドのコマのすき間に溜った汚れがかゆみを引き起こす場合です。

バンドの隙間の汚れは、一見すると目立たない事が多く、気にされている方も少ないようですが、結構汚れている事が多いです。

もう一つは、金属アレルギーの疑いがある場合で、詳しい事は専門医の方に検査をしていただかないと判りませんが、体質的に不安がある方は、メッキ仕上げをした製品を避けることが必要かも知れません。

いずれにしても清潔にしておくことが第一だと思いますから、使用された後はから拭きをされる事が良いと思います。

ただ、すき間にこびりついた汚れを取るのは洗浄器を使用しないと難しいでしょうから、その場合は時計店にお持ち下さい。

防水時計なのに水が入ってしまう事があるの?

一口に防水時計といっても、時計の外装構造により防水性能の差があります。

また、一般的にはパッキンによって防水性能を保つようになっているのですが、これが経年変化と共に弾力が失われ、効果が無くなる事が一番の要因です。

定期的にリューズ部分と裏蓋のパッキンをするのが理想的ですが、リューズ部分はパッキンだけの交換が出来ない場合がほとんどですから、リューズの交換になります。

ただ、外装構造が甘い場合や、例えばガラスふち回りに破損があったり、ケースが腐食している場合には、パッキンを交換しても元の防水性は戻りません。

ですから、防水時計だからといって過信されないことが大切です。

時計の電池が切れたまま放置しておいて良いの?

短期間ならともかく、長期間放置する場合には電池を外して下さい。

放置しておくと、電池が漏液を起こして機械を痛める事がありますし、特に掛時計や目覚時計などの乾電池を使用している時計は、時計が止まらなくても規定の期間を大幅に越えてしようしている場合に漏液を起こすことがありますから、要注意です。

ただ、時計は精密機械ですから、長い間動いていないと調子が悪くなってしまう事もありますので、やはり動かし続けた方が一般的には良いように思います。

ステンレス製の時計でも錆びる事があるの?

ステンレスの外装でも、使用条件によっては錆びますが、自然の状態で錆びる事はありません。

ただ、表面を汚れの被膜が覆ってしまうとステンレス表面の酸化皮膜が侵され、錆が発生したり、最悪の場合には穴があくような腐食が進む事があります。

また、メッキ製品の場合はステンレスよりも錆に対しては弱いです。

ですから過信をせずに、時計をきれいに保つ事が大切ですね。

掛時計や置時計も場所を選ぶものなの?

下記のような場所でのご使用は避けて下さい。

1.温度が50℃以上になる場所
(直射日光が当たる、暖房器具の熱風が当たる、火気の近くなど)
時計本体の故障、乾電池の漏液、枠の変形・変色の原因になります。
2.湿度が非常に高い場所
(浴室、洗面所などの水まわり、乾燥機のある所)
時計本体の故障、金属枠の錆、木枠の変形・変色の原因になります。
水まわりには、防水対応の時計をご使用下さい。
3.空気がとても乾燥する場所
(エアコン、温風機の風が直接当たる所)
木枠のひび割れ、変形の原因になります。
4.強い磁気のある場所
(大型スピーカーや大型モーターの近く)
時計本体の故障の原因になります。
以上のほか、掛時計を掛ける場合には壁の耐久性や掛け金具の種類にご注意下さい。特に粘着性の掛け金具は絶対に使用しないで下さい。

目覚時計は壊れやすい物なの?

取り扱い方次第で、大きく変ると思います。

目覚時計は、寝具の近くのホコリが多く、衝撃を受けやすい環境で使用される事が多いため、壊れやすいと思われがちです。

また、多くの目覚時計はコストダウンを計るために構造が簡略化されており、機械の気密性が低いために、ホコリが入って止まったり、接点が汚れて音が鳴らなかったりする原因になっています。

本当は、気密構造の対衝撃性が高い時計があれば良いのでしょうけれど、価格に反映してしまいますから、なかなか商品としては出てこないのが現状です。

時計の分解掃除は定期的に行った方が良いの?

機械時計でもクオーツ時計でも、定期的に行った方が理想的です。

特に、強いトルクで動いている機械時計は、給油が不可欠であり、長い間掃除をしないで使い続けると部品の摩耗の原因になり、寿命を縮める結果となります。

分解掃除を行う事により、機械の精度が低下する恐れや、ケースの開け閉めで細かいキズが付く事を心配する方もありますが、秒単位の精度よりも時計のコンディションを保つ方が長い目で見て大切だと思います。

また、文字板が変色したり、リューズまわり等が腐食している場合には、時計内部にもそれなりのダメージを受けている場合がありますから、点検修理をお勧めします。

何もしてないのに時計は故障するの?

クオーツの場合には、全く腕にはめなくても電池が無くなるまでは動いていますし、どんな精密機械でも動かし続ければ不都合は出てきます。

潤滑油の成分も徐々に揮発しますし、使用するうちに汗やホコリが内部に浸透してくる事もあります。

あるいは、知らず知らずの間にケースや機械部品が磁気を帯びて故障の原因になったりする事もあります。

また、長い間使用していなかった機械時計の場合には、潤滑油の成分が固着して調子が悪くなっている場合もありますから、適度に使用される方がお勧めです。

修理対応の年数に限界はあるの?

古い時計でも、故障原因と補修部品の有無によって、修理が出来る場合と出来ない場合があります。

例えば電池で駆動する時計で、電子回路やモーター類が原因の場合は、補修部品が無い場合には修理が不可能です。

機械式の時計で、単純な油切れ状態の場合には修理が可能ですが、著しい部品の摩耗があった場合には、補修できる個所でない限り不可能になります。

ただ、長い間使用されてきた時計は、多かれ少なかれ部品の摩耗が伴っていますから、精度の面で満足が得られる結果にならない場合もあります。

詳しくは現物を拝見させて頂かないと判断出来ない事が多いと思います。

なお、近年の機械時計〔特にクロック関係〕では、修理を考慮していない製品もありますので、新しくても修理が出来ない場合もあります。

海外で購入した時計のメンテナンスはどうなるの?

国内に代理店あるいは日本法人がある場合は、原則として修理は出来ると思いますが、国内では販売されていないモデルの外装部品修理の場合には、日数が相当かかったり、部品入手が出来ずお断りする場合があります。

また、国内で販売されている時計でも、部品供給が無く全てメーカー修理扱いになっていたり、契約店以外は供給しないシステムになっている場合もあります。

輸入されていないブランドの場合には、他のブランドで同一の機械が使用されている時には内装修理が出来ますが、外装部品の修理は出来ない場合が多いと思います。

時計が止まったのは「磁気帯び」と言われたけど何のこと?

アナログ式の時計の場合、強い磁気の発生する器具に近づけると、一時的に止まったり遅れたり、あるいは進む事があります。 これは、時計内部のステップ・モーターが強い磁気の影響で乱されるためですが、この磁気の影響でケースやリューズ部品などが磁化される事があり、その事を指します。

この場合には、部品を分解して個々に磁気抜きの処置を行わなくてはならないために分解掃除の修理扱いとなります。

最近の時計には、耐磁性能を明記した物もありますが、知らず知らずの間に磁化され、電池の消費量が増えて早く止まったために持ち込まれて判明するケース事がほとんどです。

なお、デジタルは磁気の影響を受けませんので心配はありません。

すぐに電池交換が出来ない時計があるの?

多くの時計はすぐに交換が出来ますが、ダイバーウォッチのような防水保証を伴う時計や、メーカー交換が指定されている時計などはサービスセンター送りとなりますから、お預かりとなります。

ただ、お店によっては扱いブランド以外の時計はお断りする所もあるようです。

実際の所は、使い捨て時計やコピー商品はケースが脆弱な事が多いので、苦労する事が多いのですけどね。

自分で時計に給油して良いの?

絶対に止めて下さい。

時計に使用している油は市販の機械油に比べて粘性が低くので、給油する事によってかえって調子を狂わしたりしますし、市販の物には樹脂成分を含んでいる物もありますから、後で付着した成分が取れずに修理が出来ない事があります。

まして、注油個所を清浄しないまま給油をすると、かえって部品の摩耗を引き起こす場合もあります。

時々、掛時計などをご自分で給油されて動かず、修理で持ち込まれる場合がありますが、必要な部分に給油がされていなかったり、あるいはスプレーで全体を油まみれにされる方もあって、修理をする側からすれば、絶対に止めて欲しい行為です。

メガネがずり落ちるのを防ぐ方法はありますか?

まず最初に、メガネが正しく顔に合っているかどうか確かめて下さい。

テンプル(横の腕の部分)をちゃんと耳にかけた状態で、メガネ全体が前に引き出せるようなら、耳の部分の曲げる位置が間違っています。

また、鼻に当たっている部分が広がっていたり、曲がっていてはいけません。

技術を持った眼鏡店であれば、これらは確実に合わせて貰えます。

しかし、それでも下がってくる場合には、メガネの重心バランスが悪かったり、あるいはご本人の掛け方に問題がある事があります。

フレームは軽ければ何でも良いという事はありません。レンズとのバランスも大切なので、度数が強い方は極端な軽量フレームを避けた方が良いかも知れません。

縁無しのフレームではウェイトバランスを取るように耳にかかる部分にウェイトを付けた製品も出ています。

掛け方で一番大切なのは、耳にちゃんと掛かっているかどうかです。髪の毛が挟まっている場合もあります。

しかし、電車の中などで耳の長さの調整が合っていないメガネを平気で掛けている方を見かけると悲しくなってしまいますね。

フレームが簡単に折れてしまったのですが何故ですか?

色々な原因があると思いますが、素材の問題以外には以前からに内部的に亀裂が入っていた為に折れた事も考えられます。

最近は軽いチタン素材のフレームが多いですが、以前の軽合金製に比べると脆い性質があるために、スパっと切断してしまうような破損が多い感じです。

メガネは機械部品と違って、取り扱い如何で簡単に壊れる物ですから、軽量な枠やフチなしの枠ほど慎重に扱って下さい。

フレームのネジが緩みやすいのですが何故ですか?

日常の使用によって緩む以外には、枠が変形したり、あるいは強く締めすぎた場合にネジが変形すると緩みやすくなります。

ですから、緩みやすくなったねじをそのまま使用してはいけません。

また、テンプル(耳に掛ける腕の部分)のネジが緩い場合には、枠の方の変形の場合もあります。

外れないまでにしても、ネジが緩んでいる感じがすれば、外れる前に早急にお持ちいただく事が大切です。フチなしの枠ほど慎重に扱って下さい。

車の中にメガネを置いたままでも良いですか?

車の中に置いたままでは絶対にいけません。

プラスチックレンズやフレームは、長時間高温の状態で置いておくと著しく変形してしまいます。

夏場はもちろん、冬場でも直射日光下であればかなりの温度になりますので、車の中や直射日光の当る場所に長時間置かれないように気をつけて下さい。

特に、変形したレンズは元には戻りませんので注意が必要です。

プラスチック・フレームにひび割れが出来るのは何故ですか?

衝撃による割れは論外として、プラスチックフレームに使用されている素材は色々ありますが、中でもセルロイドやアセテートと呼ばれる素材は、紫外線や乾燥による品質の劣化があります。

その為、全く使用していないフレームでも10年もすれば脆くなり、亀裂が入ってくるのです。

枠無しのメガネは弱いものですか?

枠があるメガネよりは強度的に弱いです。

枠無しと一口にいっても、色々な形式がありますので強度は様々ですが、特にレンズをねじだけで保持している構造の物は、ねじの部分に衝撃が集中しますので、ねじが変形して型くずれする場合が多いようです。

以前はレンズが破損する事も多かったですが、現在は素材的に変形に強い物や、表面加工で強度を持たせたレンズを多く使用するようになりましたから、最近ではあまり見かけなくなった感じがします。

枠の変形は日常の取扱い次第で左右されますので、掛け外しは必ず両手で行うようにして下さい。

レンズが外れやすくなる事がありますか?

前述のねじの緩み以外には、レンズの変形による緩みが原因となっている場合もあります。

また一部をナイロン糸などで吊ったメガネの場合には、糸の緩みが原因となっている場合がありますが、この形式のフレームは定期的に糸を交換する必要がありますのでご注意下さい。

元々の加工が甘い場合は論外ですが、プラスチックレンズは余り大きめにすると、ねじで締めつけた時に歪みが入りますので、きつ目に入れる事はありません。

その為、薄いレンズだと強い衝撃で外れたりする事がありますが、これは不良という訳ではありませんのでご承知下さい。

レンズのキズを防ぐにはどうしたら良いですか?

プラスチックレンズは昔に比べて表面硬化処理の向上で良くはなりましたが、やはりキズはつきますし、ガラスレンズでもキズは付くことがあります。

普段注意する点としては、下記の点などが挙げられます。
(1)レンズを拭くときは柔らかい布またはティッシュペーパーで
(2)拭く前には必ず水洗いして表面に付いたホコリを洗い流す
(3)メガネを置くときにはレンズ面を下にしない
(4)ポケット等に裸で突っ込まない

また、傷とは違いますが、プラスチックレンズの表面コートが剥がれる場合もあります。

元々のコーティング不良の場合もありますが、多くは使用中に様々な要因で剥がれたケースが多いようです。

コート剥がれについては、確実な理由や対処方法は確立されていないのですが、クリーナーや洗剤が原因となる場合もあるようで、石けんのような強いアルカリ性の洗剤は使わない事や、洗剤やクリーナーを使用した場合には最後に水洗いして完全に成分を洗い流す事が大切です。

プラスチックレンズでも割れる事がありますか?

条件によっては割れる事もあります。

もっとも、一口にプラスチックレンズと言っても様々な種類の素材がありまして、中には非常に耐衝撃性に優れ、野球の打球が直接当っても割れにくい程の素材を使ったレンズもあります。

ですから、用途に合わせて眼鏡店でご相談の上でレンズの種類を選択されれば良いと思います。

同じ度数のレンズなのに見え方が違う事がありますか?

メガネのレンズは、同一度数であってもメーカーによって設計が違っているため、特に周辺部での収差の分布が違っています。

ですから、同じ度数でもレンズの種類を変更した場合には何となく感覚が違う印象を受ける場合があります。

また、レンズの大きさが変わって同様に違和感を覚える場合もあります。

時には、フレームの掛け具合の違いによっても、違う感覚を感じる場合がありますし、枠だけ交換した場合でレンズの光学中心の位置〔幅、高さ〕が以前と違う時には違和感を覚える事もあります。

ですから、単純に度数さえ同一であれば同じと言うものではありません。

遠近両用レンズは慣れにくいものですか?

慣れには、個人差があります。

遠近両用レンズは場所によって度数が違うため、見え方が均一ではありませんし、目的距離に合った場所で見るような訓練(慣れ)が必要です。

そのため、なかなか慣れない方がいらっしゃいますし、時々しかメガネを掛けない方や遠用と近用の度数の差が大きい方ほど慣れにくいようです。

遠近両用レンズはメガネを常時掛ける方に最もお勧めのレンズですが万能ではありませんので、目的や使用形態に合わせて、例えば近用専用のメガネを作られても良い場合があると思います。

カラーレンズの色は退色するものですか?

紫外線などの影響で退色します。

レンズの着色方法は、素材自体を着色する方法とコーティングにより表面を着色する方法がありますが、ほとんどは後者の方法で行っています。

また、ガラスレンズよりもプラスチックレンズの方が退色しやすいようです。

そのため、カラーレンズのメガネの片方が割れた場合には、色が合わなくなるのを避けるために、両方のレンズ交換となってしまう場合がほとんどです。

遠視のメガネは常時掛けていないと駄目ですか?

はい、その方が目に負担が少ないと思います。

遠視の方は、遠方を見る場合でも目は調節作用を行っていますので、視力的な事は別として掛けた方が楽になります。

また遠視の方は遠くがはっきり見えると思われがちですが、強度の遠視の場合にはぼやけて見えますし、小児の場合も同様です。

特に小児の遠視の場合には治療目的としてメガネを使用しますので、眼科医の指導に従った使用が必要です。

近視のメガネは常時掛けていないと駄目ですか?

これは色々意見が分かれる所なのですが、必要があれば、と私は考えています。

一番心配される点は、度が進むかどうかという点だと思いますが、近視の進行の原因は様々な要素が指摘されているものの、そのメカニズムはまだ正確には解明されていません。

それよりも視生活の改善が大切で、メガネを掛ければ済むという事ではないと思います。

メガネを掛けずに無理して目を細めて見たり、姿勢が悪くなったり、疲れたりするようであれば、それが原因で進行する可能性がありますから、その場合はメガネは掛けるべきですが。

老眼鏡を掛けはじめると進行が早くなるものですか?

そうではありません。

老視は年齢と共に進行するものですから、無理をして眼鏡を使用しなかったり、弱度の眼鏡で我慢していたりすると、急に強くなった印象を受ける訳です。

一般的に40代も半ばになると、知らず知らずの間に近方の作業が辛くなってきますから、視力のチェックをして、ご自分の目の状態を知っておく事をお勧めします。

無理をするよりも、眼鏡を使って快適な視生活を過ごされた方がお得だと思います。

突然メガネの度数が変わる事がありますか?

あり得ます。

ただ、急激な視力低下やレンズ度数の変化は、眼の疾患が原因となっている場合もありますから、眼科医で眼の異常がないかどうかの全般的な検査を受けられる事をお勧めします。

こんな商法に気をつけて下さい。

宝石類は定価がなく価格自体も判りにくい事から、様々な商法に使われるケースがあります。

昔、豊田商事グループが行ったベルギーダイヤモンドなどが典型的ですが、例えばマルチまがい商法で、会員になって自分が新しい会員を紹介すれば紹介料が入り、ランクが上がるとか、アポイントメント商法で電話などで異性に呼び出され、事務所のような所で長時間説明を受けてクレジット契約を結んでしまったりとかです。

いずれも、特典があって損をしないような説明を受けるのですが、商品そのものは市販の価格より高く設定されています。

このような商法に引っかからないように気をつける事が第一ですが、価格に疑問を感じたら即答をしない、他店を見て価格を比較して検討したいものです。

良心的なお店なら、無理に即答を求めないと思いますし、そもそも呼び出して販売するような商売はしない筈です。

婚約の時に指輪を贈る習慣はいつ頃からあるのですか?

現在の婚約指輪の前身は、古代ローマ時代に結婚の約束を公に誓うものとして指輪を贈った事が始まりと言われています。

当時の指輪は鉄製で、金が使われるようになったのは2世紀に入ってからです。

ダイヤモンド指輪を贈る習慣が出来てきたのは15世紀頃からで、当時は王侯貴族だけが贈れた大変贅沢な物でした。

本来は結婚の印だったものが結納の一部となったのは、日本的な慣習が大きい結果だと思います。

為替の変動で宝石の価格は変わるものですか?

宝石のほとんどは輸入ですから、為替の変動に比例してすぐに変化すると思いがちですが、価格については例えば国内の流通在庫や販売傾向によって違ってきますので、必ずしも為替と同時に変動している訳ではありません。

ですから、宝石の種類によっては為替の変動と比べて逆に値ごろ感が出てくる場合もあります。

また、地金製品も地金相場自体は毎日変動していますが、やはり流通在庫や工賃の問題がありますから、一部の製品を除いてはストレートには反映できないのが現状です。

宝石は自由に売買できるものですか?

日本の場合には、消費者の方から業者が買い入れる場合には古物商免許というのが必要ですし、海外と比べて消費者の方が宝石類を処分できる所が限られているのが現状です。

今はリフォームなどの再加工が主流ですが、今後は多少変化してくると思います。

ただ、処分した場合の価格は業者が仕入れる価格になりますから、お買いになられた金額と比べて損をされたように思われると思いますが、宝石の価値は他の高額商品と比べて年数が経過しても価値が下がることがない点にあります。

但し、資産的な価値が出てくるのは高額な宝石類に限られますから、手軽な宝石類はアクセサリー感覚で楽しまれた方が良いと思います。

同じような製品で価格が違うのは何故ですか?

価格が違うのは、製品そのものに違いがある場合と、単に価格の設定が違う場合と二通りあります。

宝石は、僅かな品質の差でも価格に反映しますし、同一のデザインでも加工方法の違いから価格が異なる事があります。

また、宝石類は特定のブランド商品を除いて定価が決まっていませんから、お店によって同一の商品でも販売価格が違います。

ですから、派手な割引表示がされていても意味をなさないのが本質です。

ただ、正味の販売価格については、販売にかかるコスト(立地や販売方法など)によってどうしてもお店毎に微妙に異なる点は仕方がないと思います。

宝石の価格は、品質の問題も含めて消費者の方には判りにくい面がありますが、お買いになられる際はしっかり商品を見ると共に、判らない点ははっきりとご質問されて購入される事をお勧めします。

広告で本物に似せた紛らわしい表示を見ましたが、良いのですか?

広告などで、○○ダイヤというような本物に似せた紛らわしい表示を見かける事がありますが、これは合成石や人造石を本物に似せるために付けたコマーシャル・ネーム(商標名)というものです。

紛らわしい表示なのですが、現状ではそれを規制する法律がありません。

また、宝石は正しい呼称でなく、俗称で呼ばれる場合も多く、特にあまり一般的でない天然石ほどよく似た宝石の名前を取ったフォールス・ネーム(誤称)が使われる事が多いようです。(例:シトリン[黄水晶]等)

本来の宝石名の前に、産地名あるいは商標名が付いた名称で表記されている場合は、まず本物でないと思って頂いた方が賢明だと思います。(例:台湾ひすい等)

特にひすいは勘違いされている方が多い宝石ですが、これについては今回は省略させて頂きます。

「エンハンスメント」「トリートメント」って何ですか?

宝石は、自然の中あったものを研磨加工しただけの物とお考えの方も多いと思いますが、現実は様々な加工がされた宝石が多くを占めています。

「エンハンスメント(改良)」「トリートメント(改編)」とはそのような加工を指し、現在では鑑別書に明記されるようになりました。

「エンハンスメント」とは、宝石が元々持っている性質を人的に引き出す加工の事で、加熱などの方法がこれに当たります。

この場合、元々の因子が無いと加熱をしても美しく変化する訳ではありません。

「トリートメント」とは、本来の性質に関係なく人工的に変えてしまうもので、着色や放射線照射などがこれに当てはまります。

これらの加工は、宝石の種類によっては広く行われている物もあり、内容も千差万別ですので簡単には書き記せませんので、今回は省略させて頂きます。

真珠は色がピンクが良いと聞きましたが?

特定の色が優れている訳ではありません。

真珠の色は、元々少しずつ違いがありますし、ネックレス用に加工された穴の開いた玉には色調節がされた物もありますから、単に色が最重要ではないと思います。

色の嗜好は、その時代事に変化していますし、日本人と外国人でも色の好みは違うようです。

真珠を選ぶ際には、好みの色だけでなく、玉の表面のでこぼこの状態や、玉の形も見極める事が大切だと思います。

純プラチナ製品は従来品より優れているのですか?

100%の無垢素材は純粋嗜好から尊ばれがちですが、用途によっては必ずしも最良とは限りません。

従来の900/1000等の合金素材は、無垢素材よりも加工性・耐久性に優れていますから、強度を必要とする部分や製品には最適です。

ただ、最近の素材加工技術の向上で、わずかな添加物を加えて耐磨耗性や硬さを向上させた製品や、純プラチナに純金を加えた製品も出回っていますが、石留めを必要とする製品等には不向きですし、修理なども特殊な加工を必要とするため、従来品より日数などがかかる事があります。

金製品でも使用していると変色する事があるのは何故ですか?

金は水銀と触れ合う場合を除いて、自然に変質する事はありません。

製品の変色の原因は、接合部分に使用している金ロウが変色する事がほとんとで、その場合は新品仕上げ(薬品洗浄+メッキ仕上げ)が必要となります。

まれに、製品の地金そのものの品質の不良が原因の場合がありますが、その場合は購入されたお店でご相談される事をお勧めします。

金製品だと金属アレルギーが少ないのですか?

金でも金属アレルギーを起こす場合はありますが、比較的起こしやすいニッケル等に比べて、溶け出しにくいという特性があるため、安全性が高いという評価をされてきました。

しかし、全くアレルギーを起こさない訳ではありませんから、もし疑いがある場合には専門医にご相談されるべきですし、ピアスなどのご使用がご心配の場合にはシリコンカバー等の安全対策小物もありますのでご利用下さい。

スキーの時にアクセサリー類は付けていても構わないですか?

サウナ等の高温になる状態でも注意が必要ですが、極寒地での利用は凍傷など原因となる場合があります。

特に、露出した状態になるイヤリングやピアスなどには注意をして下さい。

ピアスの場合には、シリコン製のピアスカバーや穴が塞がるのを防ぐためのピンも市販されていますので、それを利用されるのもひとつの方法です。

真珠製品は汗に弱いと聞きますが、注意する点は?

真珠に限らず、サンゴやコハクなどの製品は、汗や薬品、化粧品などに対してもあまり強くありません。

また一旦変質してしまうと元には戻りませんから、注意が必要です。

ですから、汗ばむ時期に限らず、ネックレスなどはご使用になった後に乾拭きをしていただく事が大切で、それだけで光沢が悪くなるのを防ぐ効果があります。

指輪などの製品には、真珠用のクリーナーも市販していますので、それらを利用されても良いでしょうけれど、元に戻る訳ではありませんから、やはり普段のお手入れが決め手ですね。

宝石類を保管する場合に気をつける点は何ですか?

宝石は種類によって硬度が違いますから、触れ合わないように保管する事が大切で、一箇所にまとめる時は、一点ずつビニールの小袋に入れておいた方が安全です。

ネックレスも同様ですが、金やプラチナの細いネックレスはもつれやすいので、上記のような小袋に一点ずつ入れておく方法が最適です。

また、真珠やコハクといった有機系の宝石類は、極端な乾燥状態や逆に湿潤状態に置いておくと変質する事がありますから注意して下さい。

海外で買った宝飾品の修理などは出来ますか?

製品によって出来る場合と出来ない場合があります。

素材が金製品でも、金の品位が低かったり、品質的に問題があったり、構造的に修理できない製品などでは修理は出来ません。

海外では日本ほどの品質・耐久性にこだわっていない製品も多いのですが、日本では一時凌ぎ的な補修は引き受けませんので、注意が必要です。

残念ながら、そういった問題のある製品を見かける事がありますが、実際には製品を見てみないと正確な判定は出来ませんから、直接店頭でご相談頂いた方が間違い無いと思います。